「期間工のメリット・デメリットを知りたい」
「期間工をやってみようか悩んでいる」
「期間工に向いてる人は?」
「どうやって期間工の仕事を探すの?」
どんな仕事にもメリットとデメリットはありますよね。
期間工も、デメリットはありますが、それ以上にメリットも豊富にあります。
では、具体的にどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
- 期間工のメリット・デメリットを詳しく解説
- 期間工に向いてる人
- 仕事の探し方
この順番で進めていきます。
私は期間工を1年半やりましたので、本記事の信憑性はそこそこあると思います。
最後まで読めば、あなたが期間工で働いていいか分かりますので、ぜひまずは一読ください。
期間工のデメリット
まずはデメリットから見ていきます。
期間工の、デメリットはこんな感じ。
- 仕事が大変
- 働ける期間が決まっている
- 作業に自由が無い
- 祝日が休みじゃない
1つずつ解説していきましょう。
仕事が大変
期間工の仕事は、ハッキリ言って「大変」です。
その理由としては、
- 単純作業
- 体力仕事
- 暑い・汚い
- ライン作業
- 交代勤務・残業
上記が挙げられます。
人によってはそうでも無いかもしれませんが、合わなければ辞めていく人も多いです。
どれくらい大変なのかは、こちらの記事にまとめてありますのでご覧ください。
働く期間が決まっている【有期雇用】
期間工は、その名のとおり、働ける期間が決まっています。だいたいの企業では、3ヶ月更新です。最長でも、3年間までしか働けません。
真面目に仕事をやっていれば、基本的には更新されます。しかし、会社の業績が悪くなった場合、1番最初に人員削減の対象になるのは期間工です。
この働く期間が決まっている「有期雇用」は、大きなデメリットと言えるでしょう。
作業に自由が無い
毎日同じ作業の繰り返しで、ノルマが決まっているからです。そのため、自分で作業量を調節することができないし、トイレに行くのも上司に言わなければなりません。
ライン工程の場合は特に、一息つく暇も無いくらいのスピードで作業をします。基本的に2時間に1回休憩があるとはいえ、作業の自由度が少ないのが期間工です。
祝日が休みじゃない
トヨタを始めとする自動車工場は、基本的に祝日は休みません。基本的に土日休みの週5日労働です。
「じゃあ年間休日は少ないの?」
と思うかもですが、実はそうでもないんです。自動車業界は基本的に、10日前後の長期休暇が年3回あります。結果的に、年間休日は120〜124日ほどになり、全職種のなかでも多い方になります。
したがって、「土日休めればいい」という方は、特にデメリットにならないですが「祝日に友人と休みを合わせたい方」には、デメリットになります。
期間工の仕事は最初は大変ですが、慣れると意外に楽だったりします。自信の無い方は、3ヶ月〜半年ほどの短い契約期間の求人に応募するのがおすすめです。
期間工のメリット【最高のメリットがあります】
デメリットもある期間工ですが、メリットも豊富にあります。
- いきなり高収入
- 未経験から始められる
- 頭を使わなくていい
- 筋トレになる
- 長期休暇がある
- 期間満了で、すぐに失業保険がもらえる
詳しく解説します。
未経験で高収入!
未経験から高収入を得られるのは、期間工最大のメリットです。期間工は特別なスキルは必要なく、誰でもできる仕事です。なおかつ時給も高いので、初月から高収入を得られます。
求人サイト
深夜勤務(22時〜朝5時)なら時給が25%増し、残業すればさらに25%増しです。
仮に、時給1200円、21日稼働、残業30時間、深夜勤務80時間だった場合…
月収は234,600円です。時給1500円なら285,000円に!
さらに手当がプラスされれば、30万〜35万円の月収を得ることが可能です。年収にすると、360万〜420万円ほどになります。
未経験でこれだけ稼げるのは、かなりのメリットですよね。
頭を使わなくて良い
期間工の仕事は単純作業のみです。
例えば…
- インパクトドライバーで、ボルトやネジを締める
- 機械に製品をセットする
- 異常が無いか検査する
上記のような感じなので、頭を使わなくてもできます。簡単な作業内容なので、慣れれば楽勝です。
難しい仕事をしたくない人にとっては、大きなメリットですね。
筋トレになる!
期間工の作業は、筋トレになります。理由は、「重量物を扱う」のと「工場内の温度が高い」からです。
特に、ボディや下回り、エンジン内の部品を製造している工場は重量物を頻繁に持ち上げます。1日に100回以上持ち上げることもあるので、かなり筋トレになりますよ。
また、工場内は夏になると40℃を超える暑さになります。溶接や鋳造工程は特に暑いですね。これだけ暑いと脱水状態にななりかねないので、きちんと水分補給することが大切になってきます。
67キロあった体重が、期間工を始めて1年ほどで59キロまで落ちました。体脂肪が減っただけでなく、筋肉をつけることができました。
ダイエットしたい方にも期間工はおすすめですよ。
長期休暇がある!
期間工は、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆に長期休暇があります。しかも期間は10日〜12日ほどです。
基本的に製造業は年間休日が多い業界です。その中でも、特に自動車メーカーは長期休暇の日数が長いです。
10以上の長期休暇が年に3回もあるので、趣味に時間を使ったり、帰省したり、バカンスに出かけることも可能です。
契約満了で失業保険がすぐにもらえる
失業保険をもらうには、「会社を辞めた日から2年間の間に12ヶ月以上、雇用保険に入っている」ことが条件です。
自己都合で会社を退職する場合、失業保険を受け取るには3ヶ月の待機期間が発生します。しかし、期間工で1年以上働き、契約満了になった場合、すぐに失業保険を受け取ることが可能です。
収入が途絶えません。契約満了金も合わせれば、当分は生活に困ることは無いです。期間工で貯めたお金を切り崩す必要も無いし、安心して転職活動ができるので、心の余裕に繋がります。
期間工に向いている人
期間工に向いているのはこんな人です。
- すぐにガッツリ稼ぎたい
- 体力に自信がある
- 未経験でもできる仕事をしたい
- 単純作業が苦にならない
- 他人とコミュニケーションを取るのが苦手
その理由を1つずつ見ていきましょう。
ガッツリ稼ぎたい
前章でも解説しましたが、期間工は最初から時給や日給が高いので、初月からガッツリ稼ぐことができます。
例えば、
「車のローンを組んだ」
「趣味で使う欲しいものがある」
「旅行の資金を貯めたい」
こんな人には、特におすすめです。
即金性が高く確実にまとまったお金が入るので、FXや株、競馬などで一発当てるより確実です。もちろん散財していたらお金は貯まらないので、日頃からお金の管理をきちんとするようにしましょう。
体力に自信がある
基本的に力仕事が多く、暑いのが自動車工場です。ですので、体力に自信のある人が向いていると言えます。
工場や工程によって差はありますが、重量物を扱うことが多いので、体力に自信がある人なら力仕事も楽に思えるかもしれませんね。また、よっぽど体力が無い人以外は、1ヶ月〜2ヶ月もすれば筋力が付いてきて慣れます。
とはいえ、体力に自信がなくても、根性のある人なら大丈夫。
私は体力も無く、根性も無いですが、それでも1年半期間工を続けられました。
ですので、よっぽど体力が無い人じゃないかぎり大丈夫ですよ。
未経験でもできる仕事をしたい
「なにもスキルがない」「資格を持っていない」といった方にも、期間工は向いています。お伝えしたとおり、期間工は単純作業なので、特別なスキルや資格はいりません。学歴や職歴も関係ないので、やる気さえあればできるのが期間工の良いところです。
「未経験から始められて、最初から高収入を得たい!」
こんな人に期間工は向いています。
単純作業が苦じゃない
期間工は、ライン作業が多いので、1日中同じことを何百回と繰り返し行います。そのため、単純作業を繰り返すのが苦にならない「根気のある人」が向いています。
とはいえ、最低でも2時間ごとに休憩があるので、そこまで高い集中力も必要ありません。
また、単純作業のため、慣れれば他のことを考えながら作業できるようになります。例えば頭の中で音楽を鳴らしたり、鼻歌を歌いながらなどです。
基本的には無心でひたすら同じ作業を繰り返しますが、気分の良い日なんかは鼻歌歌ってました。
ゾーンに入ると、あっという間に2時間が過ぎますよ。もう定時か!楽勝だったな。という感じです。
単純作業が苦にならない人にとっては、期間工は楽な仕事になると思います。
他人とコミュニケーションを取るのが苦手
作業中はみんな黙々と自分の仕事を行います。そのため、他人とコミュニケーションをとる機会が極端に少ないです。
1日、誰とも会話しないことだって普通にあります。
あまりコミュニケーションを取りたくない、コミュニケーション取るのが苦手な人にはハマる仕事ですね。
私は、他人とコミュニケーションを取るのがめんどくさいタイプです。期間工は、黙々と作業してノルマをこなせばOKなので、工場の環境は天国でした。
ただ、機械や製品に異常があった場合は、必ず正社員の人を呼ぶことが鉄則です。その点だけ守れば、特別なコミュニケーションは要らないです。
期間工をすぐ辞める人の特徴!【1ヶ月〜2ヶ月が勝負!】
期間工をすぐ辞める人は
- 「スピードに追いつけない」
- 「仕事を覚えられない」
- 「上司に怒られて嫌になった」
だいたいこんな理由でリタイアしていきます。
すぐ辞めるのも、1つの方法だと思います。他に仕事はたくさんあるので。しかし、1年半続けた私から見ると「正直、もったいない」と思います。なぜなら慣れると楽なんで。
確かに期間工は最初が大変です。それは間違いない。ときには怒られることもあるかもしれません。
しかしそれは、ただ慣れていないだけ。仕事や環境に慣れると本当に天国に思えます。
期間工は、ぶっちゃけ慣れるまでの1ヶ月〜2ヶ月が勝負です!
期間工を探してみよう
自分が期間工にあっているか確認したら、実際に仕事を探してみましょう。
仕事探しは、期間工求人の多い、
エリアや、自分の希望にあった会社が見つかりますよ。
まとめ:期間工のメリット【短期でガッツリ稼ごう!】
おさらいです!
期間工のメリットは6つ
- いきなり年収400万円以上目指せる
- 未経験でもOK!特別なスキルは要らない
- 頭を使う必要が無い
- 筋トレなるので、体を鍛えられる
- 長期休暇があるので、趣味や旅行ができる
- 期間満了(12ヶ月)まで働けば失業保険がすぐ給付される
期間工に向いているのは、
- すぐにガッツリ稼ぎたい人
- 体力に自信がある、体力づくりをしたい人
- スキルや資格がない人
- 単純作業が苦じゃない人
- コミュニケーションを取るのが苦手な人、取りたくない人
期間工の仕事は、
期間工に求められるのは、同じ作業を続けられる「根気」と、最低限の「体力」、これだけ。
期間工は未経験から始められるということもあり、応募者は多いです。ライバルに枠を取られないためには、今すぐ1つだけアクションを起こすことが大事!
まずは自分ができるかどうか試すためにも、短期で探しましょう。
コメント