現場監督や施工管理は激務だし辞めようかな。でも建設業を辞めたら転職できるか不安…後悔したくないし、建設業を辞めた人の意見を聞きたい。
こんな疑問や悩みをもつ方のための記事です。
建設業はきついですよね。私は左官職人として、建設業界で3年間働いていたのでよく分かります。私はけっきょく、身体が持たなかったので辞めました。後悔はしていません。
この記事では「建設業を辞めようか悩んでいる方」に向けて、私の体験談をお話します。
建設業を辞めて良かった理由【向き不向きがある】
建設業界は、困難な労働条件やストレスがつきものです。私は左官職人として3年間建設業界で働きましたが、重労働や気候、環境についていけず辞めることにしました。
その後は辞めてよかったと思います。理由をお話しますね。
ストレスが激減した
まずストレスが激減しました。
その理由は以下の3点。
- 理不尽な怒られ方をされなくなった
- 身体の負担が減った
- 危険なことをやらなくてよくなった
職人時代は、めちゃくちゃ怒られました。ぶっちゃけ、罵倒・罵声の連続でしたね。毎日、毎日、毎日、人格を否定されるようなことを言われていました。さすがにムカつきますよ。(ひどすぎて内容は書けませんが)
そして身体の負担が減りました。私は高校時代から腰のヘルニア持ちなんですよね。重労働の建設業は本当にキツかったです。新人だったので、重量物は必ず持たされ、忘れ物は必ず自分が取りに行かされ、マンションの1回から10回までモルタルを運ばされ…という感じで、もはや腰は限界に…
危険なこともたくさんやりました。
例えば
- 固定されてない足場の上で作業
- 安全帯なしで屋根に上る
- マスクなしではつり
など、今ではありえないこともやってました。
ただでさえ建設業は労災が多く、危険です。私の知り合いもケガしましたし、落下事故も見ました。
このようなストレスと無縁になったのは本当によかったです。
皮膚炎が治った
左官は、モルタルや補修材などの粉を使います。私の場合、皮膚が弱いのでボロボロになって大変でした。病院に通ってましたが、一向に良くならず。
汗をかくので、身体が蒸れてあせもができて大変な思いもしました。
辞めたとたん、荒れていた皮膚が治りましたね。この皮膚炎もかなりのストレスだったので辞めてよかったなと思います。
休みが増えた
建設業はほんとうに休みが少ないですよね。週6出勤は当たりまえ、ときには日曜日も働きますからね。辞めて工場に就職したら、土日しっかり休めるし、GW、お盆、年末年始に10連休ぐらいあるのでビックリしましたね。
他業界を知るきっかけになった
建設業を辞めて、工場や物流業界を経験しました。
- 自動車工場
- 食品工場
- 半導体工場
- 金属加工工場
- 物流センター
上記は主に経験した職です。
さまざまな仕事を経験できたことは、自分の財産になってます。いろんな人に出会えたことで、考え方や価値観をアップデートできましたよ。
建設業を辞めて工場に転職
私の場合、建設業を辞めたあとは工場に転職しました。理由は未経験でも入れたから。
派遣やアルバイトからでも頑張りしだいで正社員も目指せます。私は長年、派遣で働いたあと、正社員の工場に転職しました。
建設業を辞めた人が、工場に転職して満足するのはよくあることです。私の知り合いも何人かいます。
工場は建設業と違って、室内作業ですし大型連休があるのでおすすめですよ。
転職先の探し方【未経験OK求人に応募する】
「何もスキルが無いから建設業を辞めて就職できるのかな?何かいい方法は無いかな?」
未経験OKの求人に応募すれば良いですよ。そんなの無いんじゃない?
と思うかもですが、はたらいくとかで探せば意外とありますよ。
工場
工場では、生産ラインの運営や製品の検査など、さまざまな業務が行われています。
以下は般的な業務内容です。
- 【ライン作業】機械や装置の操作や調整、製品の組み立てなどを行い、スケジュールどおりに生産
- 【品質管理と検査】製品の品質を確保するための検査や検査データの記録
- 【在庫管理】材料や部品の受け入れ、保管、出庫などを管理
- 【安全管理】作業環境や機械の安全性を確保し、労働者の安全を守るための対策
【未経験でも工場で働ける理由】
単純作業が多いからです。
例えば以下。
- 製品の梱包
- ラベル貼り
- 部品の組み立て
- 検査
上記の作業は未経験者でも始めやすく、徐々に業務の幅を広げていくことができます。工場はチームでの作業が主体であり、先輩社員や仲間からのサポートも受けられるので安心ですよ。
また、多くの工場では、新入社員や未経験者向けの研修プログラムをきちんと行っています。
物流
物流業界では、さまざまな業務があります。以下は一般的な物流業務です。
【在庫管理】商品や資材の受け入れ・保管・出荷などの在庫管理、在庫数の確認や品質管理、棚卸し作業など
【配送・輸送業務】トラックなどで商品や資材の配送。輸送手配、ルートの計画、輸送手段の選定、配送スケジュールの管理など
【顧客サービス】顧客からの注文や問い合わせに対応し、適切な情報提供や配送状況の確認
【未経験でも物流業界で働ける理由】
以下は未経験でも物流業界に参入できる理由です。
- 【研修制度や資格取得支援】多くの物流企業では、新入社員や未経験者向けの研修制度を用意しています。これにより、物流業務の基礎知識や技術を習得することができます。また、物流に関連する資格取得支援制度も存在し、資格を取得することでキャリアアップの機会を得ることができます。
- 【需要の高まり】オンラインショッピングや国際貿易の拡大に伴い、物流業界への需要が高まっています。このため、未経験者でも求人が増えており、ハードルが低くなっています。
Webライター
Webライターは、インターネット上での情報発信やコンテンツ制作を担当する専門家です。
以下はWebライターの役割と業務内容です。
【記事執筆】ウェブサイトやブログ、オンラインメディアなどへの記事執筆が主な業務です。テーマや要件に基づいて記事を作成し、情報をわかりやすく伝えることが求められます。
【SEO対策】検索エンジン最適化(SEO)の知識を活用し、記事のタイトルやキーワードの選定、メタデータの設定などを行います。検索エンジンでの表示順位向上やアクセス増加を目指します
【コンテンツ企画】ターゲットオーディエンスやマーケティング戦略に基づいて、コンテンツの企画立案やテーマ設定を行います。需要のあるコンテンツを創造し、読者を惹きつけることが重要です
【編集・校正】提供されたコンテンツの編集や校正を行い、文章のクオリティを高めます。文法やスタイルの修正、文章の流れや論理的な構成の改善などを行います。
【未経験でもWebライターになれる理由】
未経験者でもWebライターとして働くことは可能。その理由は、日本語ができればあるていど仕事ができるから。もちろんキャリアアップするには専門的な知識も必要になります。しかし、Webライターは、他の業種と比べても始めやすく、独立もしやすい業種です。
企業のWebライターとして就職することもできますし、フリーランスで始めることも可能です。最近では、自宅や好きな場所で仕事をすることができるフリーランスとして活躍する方が多くいます。
「まったく何をやっていいか分からない!」という方は下記記事を参考にしてみてくださいね。あなたの適職探しのヒントになるかもしれません。
未経験OK求人は意外とある
意外と、未経験OK求人はあるものですよ。
探し方としては以下の2つがあるかなと。
- 転職サイトに登録
- 転職エージェントに探してもらう
ここでは、それぞれのメリットをお伝えしますね。
転職サイトのメリット
多くの求人情報が集まっているので、たくさんの仕事の選択肢があります。自分の条件や希望に合った求人を探しやすく、時間と手間を節約できます。
応募方法がオンライン化されているため、手軽に応募できるのも良いところですね。企業の情報や評判を確認できるので、自分に合った会社を選びやすくなると言えます。
転職サイトは、登録して自分で応募するスタイルです。自分のペースで気軽に応募できます。
「自分の適職がはっきりしている、1人でじっくり探したい」という方向けですね。
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- はたらいく 豊富な掲載数、会員限定サービスのレジュメを作成すれば、企業ごとに書き直す手間が省ける
- イーアイデム 豊富な掲載数、様々な職種、人気の地域から探せます
- ミイダス 強みや向いている仕事が分かるコンピテンシー診断あり
転職エージェントのメリット
転職エージェントに登録すると、専任のアドバイザーがあなたのキャリア目標や希望条件をヒアリングし、最適な求人情報を提案してくれます。自分一人で求人を探すよりも、専門家のサポートを受けられるので、転職の成功確率が高まります。
転職エージェントは、たくさんの求人情報を持っています。あなたのスキルや経験に合った求人を紹介してくれるので、自分で探すよりも多くの選択肢が得られますよ。また企業とのつながりがあるので、転職エージェントでしか探せない非公開求人も豊富です。
面接対策や履歴書の書き方についてもアドバイスもしてくれます。自分の強みを最大限にアピールするためのコツやポイントを教えてもらえるので、自信を持って転職活動に臨むことができるでしょう。
転職エージェントがおすすめな人
「自分に合う職が分からない、転職活動を効率よく行いたい」という方におすすめです。
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まとめ:建設業を辞めてよかった!【迷うなら1個だけ行動しましょう】
私は建設業を辞めてよかったと思ってます。とはいえ、あなたの適職によっては続けたほうがいいこともあるでしょう。まずは自分が本当に建設業が適職なのか考えることが大事です。
建設業は良いところもありますが、非常に体力的にきつい業界です。私は腰痛持ちですし、体力も自信が無いため建設業は合っていなかったかなと思います。今のWebライターという職業が合っていると感じます。
気軽に適職を知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
どちらにしても、あなたにプラスになる選択をしてほしいのでよく考えてから決めてくださいね。
では。
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