- 工場の人間関係は最悪って聞くけど、どうなんだろ?
- 工場の人間関係なんてどこも一緒かな?
- 人間関係が悪かったときの対処法も知りたい
こんな疑問に答える記事です。
結論から言うと、工場によります。
正直言って最悪なところもあります。
しかし、人間関係がすごく良い工場も存在します。
ということで今回は
- 工場の人間関係について
- 人間関係が悪い工場
- 人間関係が良い工場
- 人間関係が悪い場合の対処法
- 人間関係が良い工場に転職するには
上記をお伝えします。
僕はこれまで10年間、9社で工場勤務をしてきました。すぐ辞めた工場もあれば5年以上働いた工場もあります。
派遣も正社員も経験しており、人間関係が悪い工場・良い工場どちらも見てきたので、この記事の信憑性はそれなりに高いでしょう。
この記事を最後まで読めば、工場の人間関係の特徴が分かり、転職する歳の参考になります。
ぜひご覧ください。
工場の人間関係の実態【結局悪いの?良いの?】
一概に工場の人間関係が悪いとは言えません。
なぜなら工場によって違うからです。
私はこれまで、正社員、派遣合わせて9社の工場で勤務した経験があります。
その中では、人間関係が悪い工場もあれば、すごく良い工場もありました。上司、同僚、作業内容、職場の環境によって大きく変わってくるのが工場です。
理由としては、工場のほとんどが閉鎖的な空間なことが挙げられます。
また、人によって好き嫌いがはっきりして、意見が分かれるのが工場の特徴でもあります。
工場では、学歴、職歴などが問われないことがほとんどで、幅広い年齢、様々な性格や価値観を持った人たちが一緒に働いています。
様々な人が働いているということは、意見の食い違いなどでトラブルになるケースも多くあるということです。逆に、同年代で意見が似ている人たちが集まっている工場は人間関係が良好です。
また、工場は1人で黙々とこなす作業が多いため、あまりコミュニケーションを必要としません。
作業者どうしが交流することが少ないので、コミュニケーション能力が苦手な人が多く集まります。
そのため、連絡ミス、勘違いなどが起こり、人間関係がこじれやすいという特徴もあります。
人間関係が悪い工場【経験談あり】
人間関係が悪い工場の特徴は以下です。
- 現場が放置されている
- 上司どうしの仲が悪い
- 人が足りていない
- 仕事しない人がいる
1つずつ見ていきます。
現場が放置されている
管理職があまり現場のこと見ていない工場は、だいたい人間関係が悪いです。
現場が放置されると
- 納期がギリギリになる
- 残業・休出が増える
- ヒューマンエラーが多発する
- 従業員の雰囲気が悪くなる
といった感じになりがちです。
現場がピリピリした空気になるので、ちょっとしたことで怒る人も出てきます。
正直こういう工場はたくさん見ました。
以前に勤務した工場は、計画が適当すぎて残業が多く、管理職と現場の人がよく喧嘩するのは当たり前。辞めていく人も、何人もいました。
本当に居心地が悪く、自分もなんだかイライラしてましたね。
上司の仲が悪い
上司どうしの仲が悪いパターンも割とあります。上司どうしで仲が悪いと、部下はすごく迷惑します。
上司どうしの仲が悪いと
- 2人の指示がバラバラ
- 部下まで連絡が降りてこない
- それぞれの愚痴を聞かされる
- 2人がいる空間では気を使う
こんな感じの現場になります。
一言でいうと、めんどくさいです。
人が足りていない
工場あるあるで、
- 管理職は今の人数でやってほしいと思っている
- 実際、現場では仕事が追いつかないから人が欲しい
というのがあります。
人が足りないと、当然残業や休日出勤が多くなります。人を補充してほしいとお願いしても入れてもらえず、不満はたまるばかりです。
そうなると現場の雰囲気が悪くなり、人間関係も悪くなっていきます。
僕が勤務していた工場では人手不足すぎて、日曜に出勤することもありました。ケンカや言い争いもあったし、人間関係が原因で辞めていく人もいました。
仕事しない人がいる
仕事しない人がいると、トラブルやケンカになりがちです。きちんと仕事している人の不満が溜まるので。
個人で仕事が完結できる職場ならいいのですが、協力しないと成り立たない仕事もあります。
そんなとき片方が仕事をサボると、人間関係が悪化します。
僕がいくら言ってもやらないので、一向に解決しなくて大変でした。やらない仕事を僕がカバーすることになるので本当に苦痛でしたね。
上司に相談しても、「少し我慢して」と言われるだけで何も解決しなかったです。やってもらえるように言い方を考えたりもしましたが、無駄でした。
正社員だったけど、そんな状態が1年くらい続いたので退職しました。
人間関係が良い工場【経験談を交えて解説!】
人間関係が良い工場の特徴は以下です。
- 管理職が現場のことを考えている
- 人が十分に足りている
- 同年代が多い
解説します。
管理職が現場のことを考えている
管理職が現場をきちんと見ている工場は、仕事や連絡がスムーズに進みます。そのため人間関係が良いところが多いです。
休憩中などもコミュニケーションを取るので、和気あいあいとして工場全体の空気も良くなります。
現場の改善点や、人の配置などを管理職が考えてくれるので、作業もしやすく人間関係が良くなります。
管理職がいい人だった話
管理職の人が気さくに話しかけてくれて、何でも相談できる人だったので楽しく仕事をすることができました。提案や問題があると、すぐにミーティングをやってくれるので、非常にやりやすい現場でしたね。文句を言う人もいなく、みんな仲が良かったです。人間関係だけで考えたら、できればずっとここで働きたいと思ったくらいです。
人が十分に足りている
作業員が十分に足りている工場も、人間関係が良いところが多いです。仕事がスムーズに進むからです。
作業が思うように進まないと、雰囲気が悪くなりがちです。人が足りていればカバーもできるし、残業も少なくなり不満もあまり溜まらないです。そのため、人間関係が良くなる傾向にあります。
チームワークが重要な工場で働いたときの話
チームプレーが必要な職場のときは、みんなでカバーしあって人間関係がすごくよかったです。人が足りているので、適材適所で人を配置しやすく、何も不満が無く仕事ができました。
仲の悪い人もいるにはいましたが、作業場所を離せばいいだけだったので特に問題は無かったです。
同年代が多い
同年代が多い工場は、割と人間関係が良いです。価値観が似ているし、休憩中なども話が弾むからです。
わかりやすく言うと、学校みたいな感じになります。プライベートで遊んだり、飲み会なども多く非常に楽しく仕事ができますよ。
全員の年が近かった工場での話
年がみんな近くて、若い人の集まりのような職場だったので楽しく仕事ができました。帰りにご飯を食べに行ったり、休日に遊びに行ったりもしました。
趣味趣向が似ていて話も合うのでトラブルも少なく、仕事もスムーズに進んでましたね。
人間関係が悪い工場で僕がやった解決法5つ
ときには人間関係があまり良くない工場に就職してしまうこともあります。
そんなときの対処法をお伝えします。
僕は今でも、以下のことを意識しています。
【職場の人間関係ルール】
- 挨拶をしっかり
- ある程度の距離を置く
- 休憩所、喫煙所で軽くコミュニケーションを取る
- すぐ怒る人は相手にしない
- 仕事に集中する
挨拶をしっかりするのは当たり前ですよね。
僕が長年の工場勤務で重要だと感じたのは、ある程度の距離を置くことです。様々な人が働いている工場は、変な人や付き合うとめんどくさい人が多いからです。安易に連絡先を交換しないようにすることが大事。
すぐ怒る人は基本無視でOK。
つまり、コミュニケーションは最低限にして、仕事に集中するのが人間関係が悪い工場でストレスなく働くコツです。
工場経験が浅かったときは、何も意識していませんでしたが、上記の「職場の人間関係ルール」を意識してから,工場の人間関係に悩まされることもなくなりました。
お伝えしたとおり、工場は最低限のコミュニケーシュンで大丈夫なので、上記のことを意識すればだいたいやっていけます。
ものすごい短期な人がいた工場で働いた話
以前の職場で、すぐ怒る人がいました。最初は仲良くやろうと努力しましたが、あまりにも疲れるので、一度言いたいことを言ってあとは無視してました。
ものすごい怒ってましたが、その後は自分に何か言ってくることもなくなり、ストレスなく仕事ができるようになりました。
短気な人は社長を含む全員に嫌われていたので、僕のことを上司も理解をしてくれました。
それでもストレスになる場合
結局はこの2つしか無いと考えます。
- 部署異動をお願いする
- 退職する
我慢しても解決しないので。
本当に嫌ならその空間から離れることが1番です。
まず上司に相談してみることです。
SNSで悪口を書かれた話
ある工場で、SNSで悪口を書いてる人がいました。そこで上司に相談し、話し合いの場を設けてもらったことがあります
僕は話し合いで、なぜそのようなことをするのか、みんなが迷惑していること、思っていることをすべて話しました。
その後、悪口を言っていた人は退職したので、言ってよかったと思います。
誰かに相談することで状況が変わる可能性があります。まずは信頼できる同僚や上司を頼りましょう。
それでもダメな場合、上司が話しを聞いてくれない場合は、無理して働く必要はありません。こっちのストレスが溜まる一方なので。
別の工場か、別業界に転職することを考えてみてください。
ちなみに転職するなら、転職エージェントの活用をおすすめします。適職を見つけやすい、非公開求人があるからです。
他にも、履歴書の書き方や面接対策、退職手続きのアドバイスなども聞けるのも魅力です。無料なので、活用しない手は無いと思いますよ。
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人間関係が良い工場に就職するには
人間関係が良い工場に就職するには、自分に合った工場選びが重要です。工場によって現場の雰囲気や年齢層、作業環境が違うからです。
とはいえ簡単に見つけられるわけでも無いですよね。
ここでは、人間関係が良い工場に就職するコツをお伝えします。
作業員の年齢層や雰囲気などをチェックする
面接の際は、工場を見学させてもらえないかお願いしてみることです。そこで
現場の雰囲気が自分に合っているかチェックしましょう。
自分が、和気あいあいとした雰囲気が好きなのか、静かな現場が好きなのかなどを考えておきましょう。
同年代はいるか、全体の年齢層をだいたい把握しておくのも良いですね。
求人票をしっかり見る
まず自分に合った仕事なのかを確認することが大事です。合わない仕事は長続きしないので。
また、従業員数、残業時間は人間関係に影響することが多いので必ずチェックしましょう。
たまに1年中募集している工場を見かけます。そういう工場は、人の定着率が悪いことが多いです。仕事がきつかったり、人間関係が悪い可能性があるので注意しましょう。
人間関係が悪い工場の特徴を理解し、転職に活かそう
工場の人間関係は、悪いとこもあればいいところもあることをお伝えしてきました。
人間関係が良い工場は
- 現場が放置されている
- 上司どうしの仲が悪い
- 人が足りていない
- 仕事しない人がいる
上記が特徴。
人間関係が悪い工場は
- 管理職が現場のことを考えている
- 人が十分に足りている
- 同年代が多い
上記が特徴。
転職する際に意識してみると、失敗しにくくなります。
さらに転職エージェントを活用することで、自分に合った工場を見つけれれる可能性が上がりますよ。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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